GOOD TIME from Haruka

祖父と曾祖母の月命日である日は決まって祖母にTELすることとしているのですが、その日は曾祖母の月命日。
お決まりのTELを入れると、検査結果が出たようだから結果を聞きに行くと祖母が教えてくれました。
予定をやり繰りして駆けつけることも出来たのですが、大したことないだろうと決めかかっていたので報告を待っていました。

そして祖母からのTEL。
ちょうど母は不在で私だけ。
祖母の報告にただただ涙が溢れてきます。
祖母の言葉が言葉として認識出来ない、頭の中で整理出来ないのです。

それから祖母に毎日送るFaxも何て書いて良いのか悩みながらも、日々のことを書き連ねていきました。

そんなこんなで紹介された病院で新たに受けた検査の結果が出た今日。
ほぼ確定とされた病気が違ったことが分かったのです。
祖母がそんな病気になる訳が無いと思う気持ちと、もしもという気持ちが交錯していた日々だったので、ホッとして今度は嬉し涙です。

私の祖母は幼い妹達とともに戦争をくぐり抜けて来て、60代で寝たきりになるだろうと言われていた背骨の手術を受けて見事に復活を遂げた人。
その他にも祖母の武勇伝はこの場では話しきれないほどあります。
そんな祖母に私は何をしてきたのだろう、と。
孫の一人として不足なことは無いだろうか、と。
答えは私が出せるわけはありません。
でもその答えが肯定出来るように、これから出来た時間を有効に使って、最悪なことをイメージした時に後悔したことを実現するようにと考えます。

しかし今回の祖母の出来事はいつ何時誰に起こるか分からないことで、予測することも困難なこと。
これを機に今後の身の振り方も考えてみようと思えたことも確かなことです。

ひとまず、祖母の結果に安堵感でいっぱいいっぱいです。
 

[2回]