ヨーロッパの伝統工芸でペーパークラフトの一種、パーチメントクラフト。
そのパーチメントクラフト作家である松尾悠は、
教室『GOOD TIME』を主宰しています。
パーチメントクラフトを通じて生徒さんやパーチメントクラフトを見て下さっている方達と
"GOOD TIME"に過ごすことがモットーです。
でもパーチメントクラフト以外でも"GOOD TIME"は日常に散りばめられています。
そんな"GOOD TIME"を綴っていきます。
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2024.11.22 (Fri)
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Updated
2015.01.24 (Sat)
2015.01.24 (Sat)
裂田溝(さくたのうなで)・・・日本最古の用水路
板付遺跡・・・日本最古の水稲耕作跡
岩戸山古墳・・・九州北部最大の前方後円墳
観世音寺・・・「天下三戒壇」の1つ
元寇防塁
大宰府
板付遺跡・・・日本最古の水稲耕作跡
岩戸山古墳・・・九州北部最大の前方後円墳
観世音寺・・・「天下三戒壇」の1つ
元寇防塁
大宰府
等など、福岡には各時代の史跡が多くあり、どれもが魅力的なものばかり!
その中の1つで、昨夏100年ぶりの大調査が行われたのが『水城跡』。
日本史を学んでいると必ず出てくる663年白村江の戦い後の664年に博多湾から大宰府への攻撃を想定して国防施設として築かれたものが『水城』。
その水城築造から1350年の昨年、太宰府市と大野城市は調査を始めとした事業を展開。
この事業の1つが100年前に行われていた土塁断面調査を改めて行ない 、その調査報告会が一般向けも行われたのでした。
調査報告会の場所がこれまた自宅から行ける所!
行きたくてうずうずしていたのですが、お教室もあり行けず(T_T)
その調査報告会後は覆いがしてあり、土塁断面を見られず、これまたガッカリしていたのですが、最近覆いが外され、何かが行われている模様!
運良く撮影出来た本日(^o^)
でもこれはじっくりじっくり解説が欲しいところです!
福岡県教育委員会が報告している資料を引用してみます。
その中の1つで、昨夏100年ぶりの大調査が行われたのが『水城跡』。
日本史を学んでいると必ず出てくる663年白村江の戦い後の664年に博多湾から大宰府への攻撃を想定して国防施設として築かれたものが『水城』。
その水城築造から1350年の昨年、太宰府市と大野城市は調査を始めとした事業を展開。
この事業の1つが100年前に行われていた土塁断面調査を改めて行ない 、その調査報告会が一般向けも行われたのでした。
調査報告会の場所がこれまた自宅から行ける所!
行きたくてうずうずしていたのですが、お教室もあり行けず(T_T)
その調査報告会後は覆いがしてあり、土塁断面を見られず、これまたガッカリしていたのですが、最近覆いが外され、何かが行われている模様!
運良く撮影出来た本日(^o^)
でもこれはじっくりじっくり解説が欲しいところです!
福岡県教育委員会が報告している資料を引用してみます。
【要 旨】
これまでの水城跡の調査において、土塁断面の中心部付近を対象としたのは、
大正2年(1913)の鹿児島本線拡幅の際に、東京と九州の帝国大学(黒板勝美
(くろいたかつみ)・中山平次郎(なかやまへいじろう))が行った断面観察が
唯一でした。当時、詳細な観察を行った中山平次郎氏は、土塁を構成する積土
の状況や用いられた土材、さらには土塁の根固工法の一部として挟まれた樹葉
樹枝の様相について、講演集(中山 1914『水城の研究』筑紫史談会講演集第 1
集)の中でこと細やかに報告しました。
福岡県教育委員会では、この切通し部の環境整備を平成25年度から実施す
ることとなり、最初の工程としておよそ同じ場所にて発掘調査を行いました。
この 100 年ぶりとなる調査は、かつての中山平次郎・黒板勝美両氏の所見を
追認しつつ、今日的な視点で土塁中心部における積土の状態や構造、築造技術
を明らかにすることを目的として実施され、以下のような成果を得ることがで
きました。
【調査成果】
発掘調査により土塁断面を精査した結果、およそ 10~15cm 程度の細かい積土
を丁寧に重ねながら土塁を築造していたことが改めて判明し、現在のように考
古学という学問が成熟していない 100 年前に行われた両氏の報告が、大変精密
なものであることを追認しました。
また、両氏の記述における「基礎部に多用された粘性土」が周辺の台地に分
布する火砕流(かさいりゅう)堆積物であったこと、中間部には盛土材として
用いられることの少ない河川堆積物(いわゆる軟弱地盤)をあえて用いていた
こと、頂部付近では意図的に傾斜させた地層を作っていたことなどが判明しま
した。さらに、両氏が強調していた樹葉樹枝、いわゆる敷粗朶(しきそだ)も
基盤付近で検出され、葉が報告のとおり緑色を保っていたことは注目に値しま
した。
以上のことから、白村江(はくそんこう)の戦い大敗後の対外的緊張感が高
まる中で、周辺に分布する自然の土を用いながら、現代の土木技術をもってし
ても大変難易度の高い構造物をいろいろな技術を駆使して築造していった様子
が浮かび上がり、1350年前の技術レベルの高さを窺い知ることが出来まし
た。
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プロフィール
HN:
haruka721
性別:
女性
職業:
パーチメントクラフト作家
趣味:
パーチメントクラフト、ドライブ
自己紹介:
GOOD TIME主宰
松尾 悠(Haruka Matsuo)
2004年
International Parchment Craft Academy 認定資格取得
2005年
教室『GOOD TIME』スタート
2008年
NHK福岡放送局 NHKギャラリー作品展開催
RKB 今日感テレビ 特集
NHK ぐるっと8県九州沖縄 生出演
毎日新聞朝刊 掲載
2008年
花工房 花華亭ふたば ギャラリーにて作品展
2009年
イオンモールルクル・パワコンストリート内プチパワにて展示販売
2010年
自家焙煎珈琲『悠』にて作品展
ケーブルステーション福岡 出演
2011年
カフェ&ギャラリー『レグラン』にて作品展
ケーブルステーション福岡 出演
西日本新聞9月9日朝刊 掲載
2004年~
『手づくりフェアin九州』パーチメントクラフトブース実行委員会で参加
松尾 悠(Haruka Matsuo)
2004年
International Parchment Craft Academy 認定資格取得
2005年
教室『GOOD TIME』スタート
2008年
NHK福岡放送局 NHKギャラリー作品展開催
RKB 今日感テレビ 特集
NHK ぐるっと8県九州沖縄 生出演
毎日新聞朝刊 掲載
2008年
花工房 花華亭ふたば ギャラリーにて作品展
2009年
イオンモールルクル・パワコンストリート内プチパワにて展示販売
2010年
自家焙煎珈琲『悠』にて作品展
ケーブルステーション福岡 出演
2011年
カフェ&ギャラリー『レグラン』にて作品展
ケーブルステーション福岡 出演
西日本新聞9月9日朝刊 掲載
2004年~
『手づくりフェアin九州』パーチメントクラフトブース実行委員会で参加
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