GOOD TIME from Haruka

2014年3月末。
笑っていいともが最終回、消費税が8％に・・・とネットニュースのトップ記事。

そんな終わりや別れの話は私の身近にも色々とありました。
いつも私のためにと考え、愛情持って親身になってサポートしてくれて。
出会いがあれば必ず別れはやって来るとは言われますが、こんなにも別れがつらいものかと、気を緩めると涙が溢れ出て止まらなくなりそうです。

この3月、涙なみだの別れをした一つ、私の27年間を共にしてきたこども病院。
寄り添ってくれる主治医がいたから乗り越えられたこと。
絶望的状況から這い上がってきたこと。
楽しみを見いだす仲間と出会えたリハビリ。
電車乗り継いで会いに来てくれた友。

病院ってどうしても明るい話題が少なくなりがちですが、こども病院は子ども達の笑い声や泣き声がどこかしこにあり、体調的にきつい時はうるさく思えることもありましたが、それが救いになることも多々。

そしてリハビリは外来とはまた違う雰囲気がそこにはありました。
同じ曜日、時間帯で会うことで顔見知りとなり、話すようになり、いつしか仲間となり。
リハビリ室はいつも話し声や笑い声が絶えないのが当たり前できていました。
そのリハビリから卒業するのは泣けて泣けてしかたなくて・・・。
この空間は身体的なリハビリはもちろんのこと、精神的にも大きな支えとなり、拠り所でもあり、何よりも大きかったのがリハビリの先生の存在。
決して口数が多いわけではなく、でもどんなことでも耳を傾けてくださり、患者やその家族、他科の医師や看護師さん達、リハビリ実習に来られた歴代の学生さん達、誰からも慕われ、尊敬され。

このリハビリから卒業し、他院のリハビリに通うことが決まった時のこと。
私がこれまで受けてきたリハビリの内容等を伝える紹介状を書いて貰ったのですが、その中に7行、たった7行というのに、私のメンタル部分や日々の状況が手に取るように分かることが記されていました。
3行目あたりから涙で文字が見えなくなり、最後はもう全く読めなくなるほどで。
こんなに分かってもらえていてどんなに幸せなことかと胸がいっぱいになりました。

この別れは不安で、心細くて、情けない位動揺している私もいます。
でもまた新たな環境に慣れていき、これまで通り過ごしていくことが、お世話になった方々への恩返しでもあるのかなぁ、と。

別れを経験し、また一つ前進出来るように！


トールペイントを習っている頃、リハビリ室入り口用にかわいい看板を描いてと頼まれて。

 　  
こども用のおもちゃ、本も様々。
どの器具にも思い出が・・・。

[3回]